
FXにおける手法の一つとして広く知られているのが「EA(自動売買)」です。
「EA」は「エキスパートアドバイザー」の略で、MT4のメタトレーダーというプラットフォーム上で使用する非常に便利な機能です。MT4はFXジャイアンツをはじめ世界基準のプラットフォームとなっていて、もちろんFXジャイアンツでもMT4での自動売買が可能となっています。
そこで、自動売買を行うにあたり必要となるのが「VPS」というサービスです。VPSは通常有料のサービスですが、FXジャイアンツでは一定の条件を満たしたユーザーに限り、通常月額5,000円かかるVPSを無料でレンタルすることが出来るようになっています。
このVPSがあると、非常にスムーズに自動売買が行えるようになるのです。
- そもそもVPSって何?
- FXジャイアンツでVPSを無料レンタルする方法が知りたい
- どうやってVPSを有効化させれば良いのか分からない
以上のポイントが気になる人はぜひ読んでみて下さい。
また、「MT4って何?」「まだMT4をダウンロードしてない!」という人は以下の記事から先に読んでみて下さい。
目次
MT4で自動売買(EA)を行うのに必須の”VPS”とは?
「VPS」とは日本語で「仮想専用サーバー」と言い、EAトレードを行う際には必須とも言えるツールです。なぜ必須なのかと言うと、EAトレードを行う際にVPSがあるとパソコンの電源を切ってもオンライン上で自動的に売買を行ってくれるからです。
自動売買(EA)を行う際にVPSがないと、パソコンの電源を24時間365日点けっぱなしにしないといけないという弊害が発生します。これではあまりにも非現実的ですよね。
しかし、VPSを利用するとパソコンの電源を切ってもオンライン上でMT4のFX自動売買プログラムを稼働させてくれるという素晴らしいメリットがあるのです。
通常、VPSは自分でサーバーを月額契約する必要があるのですが、FXジャイアンツでは一定の条件を満たしたユーザーに限り、このVPSを無料でレンタルすることが出来ます。
VPSなしでEAトレードすることで起きる弊害
VPSなしでもEAトレードは出来るのですが、様々なデメリットがあります。
- 24時間365日パソコンを稼働させなくてはならない
- パソコンの電源を切ると取引がストップしてしまう
- 停電などでパソコンの電源が落ちた場合、取引が強制的に停止してしまう
- 電源から火災が発生するリスクがある
- 電気代がかかる
以上のような点が挙げられます。こうして見るとデメリットしかないですね。電気代などのコスト面は仕方がないとしても、停電など不測の事態が発生して取引が強制的に停止したり、火災のリスクがあるのは恐ろしいです…!
FXジャイアンツでVPSを無料レンタルするメリット
反対に、FXジャイアンツでVPSを無料レンタルするメリットには以下のようなポイントがあります。
- パソコンの電源を点けっぱなしにする必要がなくなる
- 自分でサーバーを契約する手間がない
- 月額料金がかからない
- 電気代やランニングコストがかからない
- 停電などで突然パソコンの電源が落ちても安心
永久無料でレンタル出来るにも関わらず、こんなにも多くのメリットがあります。
FXジャイアンツでVPSを無料レンタルする条件
とは言え、FXジャイアンツでVPSを無料でレンタルするには1つだけ条件があります。
- 口座開設時に500ドル分(約53,000円)の証拠金を入金すること
これだけです。他の海外FX業者でもVPSの無料レンタルを行っている業者はありますが、もっと厳しい条件を設けているケースがほとんどです。
- 5,000ドルの口座残高があり、1ヶ月以内に往復5ロット(50万通貨)以上の取引をしていること
大手海外FX業者「XM」の場合だと、VPSを無料レンタルするには”5,000ドルの口座残高があり、1ヶ月以内に往復5ロット(50万通貨)以上の取引をしていること”を条件としています。しかも、万が一口座残高が0円になってしまった場合、自動的にVPSが解約・削除されてしまうそうです…!
こうして見てみると、FXジャイアンツの条件はすごくハードルが低いのではないかと思います。
VPSを無料レンタル → 有効化する手順
では、ここからは実際にVPSを無料レンタルし有効化するまでの手順を解説します。
ステップ1:口座に500ドル分の証拠金が入金されたことを確認
※画像はタップで拡大出来ます。
FXジャイアンツでVPSを無料レンタルするための唯一の条件が「口座開設時に500ドル分(約53,000円)の証拠金を入金すること」です。モザイク加工をしてしまっているので分かりにくいかもしれませんが、私の場合は「レギュラー口座(ライブ口座)」に500ドル以上の証拠金を入金しました。
というわけで、自動売買(EA)を行いたい人は口座を開設した際にそのまま入金してしまいましょう!
入金方法についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
入金が済んだら、上の画像のように「残高」部分に入金した証拠金が反映されているか確認します。500ドル以上の証拠金が反映されていたら、VPS情報を受け取るために必要な準備は完了です。
ステップ2:日本のサポートにメールする
※画像はタップで拡大出来ます。
FXジャイアンツの公式サイトには、条件を満たした状態で「japan.support@fxgiants.com」へメールするように記載されています。
シンプルですが、サポートへのメール内容はこれだけで大丈夫です。私が実際に送ったメールがこちらです。
注意点
複数の口座を開設した場合、サポートへのメールに記載する口座番号は「500ドル以上の証拠金を入金した口座の番号」です。残高が500ドルに満たない口座の番号をメールで申請してもVPS情報は受け取れないので注意して下さい。
私の場合、レギュラー口座(ライブ口座)に500ドル以上の証拠金を入金したにも関わらず、誤って残高0円の「ゼロスプレッド口座の番号」を記載してしまい、VPS情報を受け取るのに時間がかかってしまいました。
そして、サポートから以下のような返信メールが来ました。
※画像はタップで拡大出来ます。
申請する口座番号を間違えたことにしばらく気付かず、「入金したのにおかしいなぁ」と思っていたのですが、ミスに気付いてレギュラー口座の番号を再度メールで送ったところ、ちょうど1営業日ほどでVPS情報が送られて来ました。
ステップ3:サポートから送られて来るVPS情報を確認する
※画像はタップで拡大出来ます。
メールを送ってから1営業日経ってサポートから来た返信メールがこちらです。
VPSに接続するのに必要な【IPアドレス】【ユーザーネーム】【パスワード】が記載されています。日本のサポートにメールしたのに返信が英語なのがちょっと気になりますが…まぁ、情報として重要なのは以上の3点しかないので良しとしましょう。
ステップ4:リモートデスクトップに接続する
ステップ4-1:画面左下のアプリ検索で「リモートデスクトップ接続」を探す
※画像はタップで拡大出来ます。
Windowsの場合、パソコンの画面左下にある検索窓から【リモートデスクトップ接続】というアプリを検索します。見つかったら、アプリをクリックします。
ステップ4-2:画面に従って【IPアドレス】【ユーザーネーム】【パスワード】を入力する
※画像はタップで拡大出来ます。
アプリをクリックすると上のような画面が出て来るので、まず最初に【IPアドレス】を入力しましょう。
※画像はタップで拡大出来ます。
このようにIPアドレスを入力し、ユーザーネームが表示され、情報に誤りがなければ【接続】をクリックしましょう。
次に【パスワード】の入力です。
※画像はタップで拡大出来ます。
この画面になったらパスワードを入力し、誤りがなければ【OK】をクリックします。そうすると、以下のような画面が表示される場合がありますが、この場合は【はい】をクリックして頂いて大丈夫です。
※画像はタップで拡大出来ます。
【IPアドレス】【ユーザーネーム】【パスワード】の入力が終わったら、自動で以下のような画面に切り替わります。
※画像はタップで拡大出来ます。
ここまで来たらVPSの接続が完了です。
VPS接続画面上で【閉じる】をクリックしない限り、パソコンの電源を切っても自動売買が行われるという優れたスペックを持ったツールです。【閉じる】をクリックすると自動売買の接続も解除されます。
まとめ:FXジャイアンツで自動売買(EA)を行うならVPS無料レンタルを利用するのが堅実的
ここまで、VPS無料レンタルのメリットや接続の手順について解説しました。
FXにおいて何よりも重要なのは「不安や焦りなどの感情を挟まない論理的な分析」です。そのため、近年ではとくに自動売買(EA)の需要が高まっていますので、こんなに便利なサービスを利用しない手はありません。
口座開設時に500ドル分の証拠金を入金することが条件にはなりますが、FXジャイアンツでのVPSレンタルは通常月額5,000円かかるので、後々のことを考えたら500ドルという金額はお得なのではないかと思います。
自分でサーバーを契約する手間もないですし、ランニングコストも抑えられるのでかなり便利なサービスだと思います。
もしEAトレードを行うのであれば、VPSの無料レンタルをおすすめします。