【解説】MAM(マム)とは?FXジャイアンツの「オート口座」を使ったMAM運用について

 

FXジャイアンツでは「オート口座」、いわゆる「MAM(マム)口座」の開設が行えます。

FXトレードの取引方法は、自分自身の経験や勘によって行う「裁量取引」と、プログラムに完全に取引を任せる「自動売買」や「システムトレード」に分けられます。そして、少し前から注目されているのが自動売買の一種である「MAM(マム)」「PAMM(パム)」という仕組みです。

FXジャイアンツでも前者のMAM運用を行うことが可能となっていて、いつでもオート口座を開設することが出来ます。

※現状、オート口座を開設の際に「PAMM運用」と「Multiterminal」も選択出来るようになっていますが、デフォルトではMAM運用となります。

そこでこの記事では、FXジャイアンツでのオート口座(MAM口座)によるMAM運用について解説します。

 

この記事を読むべき人
  • オート口座って何?
  • MAM口座 / MAM運用について知りたい!
  • FXジャイアンツでのMAM運用ってどうなの?

 

上記に当てはまる方はぜひご覧下さい。

また、このオート口座は2019年10月に新しく作られた種別の口座のようです。どういった口座なのかサポートに問い合わせて確認したところ、「EAに比べて設定が簡単で、VPS不要で自動売買が出来る口座」との返答を頂きました。

確かに難しい設定などは何一つ必要ないので、気にある方はぜひ参考にしてみて下さいね。

 

FXジャイアンツの「オート口座」とは

FXジャイアンツには、レギュラー口座とゼロスプレッド口座の他に「オート口座」という種別の口座があります。この「オート口座」は、一般的に言う「MAM口座」にあたり、これによって「MAM運用」を行うことが可能となっています。

ただし、FXジャイアンツはMAM口座の提供を行っているだけであって、某FX業者のように自社の自動売買ソフトなどを提供しているわけではありません。FXジャイアンツのオート口座を介してプロの投資家やファンドマネージャーに運用を依頼するという、ごく一般的なMAM運用の形態となっています。

 

一般的な「MAM(マム)」の特長

特長➀:自動売買の一種

MAM」とは「Multi Account Manager(マルチアカウントマネージャー)」の略で、「自動売買」の一種となっています。

自身の代わりにプロの投資家やファンドマネージャーに発注指示を依頼する運用方法で、プロの投資家が行った注文内容や取引がそのまま自分のMAM口座に反映される仕組みとなっています。いわゆる「コピートレード」と呼ばれる類の運用方法です。

 

特長➁:資金の持ち逃げはない

MAM運用で最も注目なのは「発注相手に資金を預ける必要がない」ということです。依頼主であるトレーダー本人の口座で資金を回すので、一般的に懸念される「資金の持ち逃げ」の心配はありません。

 

特長➂:プロの投資家の取引履歴が見れる

MAMはMAM口座内のみで取引きが行われるため、口座の所有者はプロの投資家の取引履歴を全て見ることが出来ます。そのため、プロの投資家の手法・ロジック・ノウハウを垣間見て学ぶことが出来るということになります。

しかし、これがプロの投資家からすると大きなデメリットとなる可能性があるのです。その理由が以下になります。

 

注意点
MAMの利用者にはあえてプロの投資家に運用を任せてノウハウを盗もうとしている人が少なからず存在します。そのため、本当に優秀なプロ投資家はノウハウを盗まれるのを恐れ、MAMを利用しません。つまり、本当に勝てる優秀な投資家を見つけるのはかなり難しいということになります。

 

ちなみに「PAMM(パム)」とは?

冒頭で登場した「PAMM」ですが、MAMとの違いに関しては「投資家が行った取引履歴を見れるか見れないか」、と覚えておけば間違いありません。MAMは取引履歴を見れるのに対して、PAMMでは取引履歴を見ることが出来ません。

トレーダー目線で考えれば取引履歴を見れるMAMの方が安心感がありますが、投資家からしたらノウハウの流出が防げるPAMMの方がメリットが大きいかもしれません。

ただしPAMMの場合、どんな取引が行われたのかトレーダー側は内容を知ることが出来ないため、透明性に欠けるというデメリットもあります。

 

MAM(マム)での利益の出し方

運用を依頼したプロの投資家の口座は「親口座」と呼ばれます。親口座とMAM口座は紐付いているため、親口座で行われたポジションのエントリーがそのままMAM口座の残高に応じて行われることになります。親口座のコピートレードになりますので、親口座が利益を上げればトレーダー側のMAM口座も投資額に応じて利益が上がります。利回りは親口座と同じです。

一方で、運用を依頼した相手がプロの投資家とは言え、もちろん必ず勝てるとは限らないというのも懸念しなければいけないポイントです。損をしたり、収益が出ない可能性もあります。その場合、依頼相手の投資家はもちろん、トレーダー側にも利益は発生しません。

 

MAM(マム)で発生する手数料や報酬

MAMはプロの投資家に取引を任せる運用のため、やはりそれなりの手数料や報酬が発生します。MAM口座における手数料は利益分の約15~30%が相場です。

この手数料は投資家への報酬となります。当然、無料でやってもらえるわけではありません。ただし、もし損失を出した場合には報酬は0円となります。結果によって報酬が変わるので、投資家側も真剣に取引を行ってくれるでしょう。

ちなみに、これまでの成績が良い投資家ほど報酬が高く、成果があまり出ていない投資家は報酬が安い傾向にあります。

 

MAM(マム)のメリット・デメリット

メリット

MAM運用のメリットには以下のような点があります。

 

MAM(マム)のメリット
  • FX初心者や裁量取引に自信がない人でもプロのトレードが出来る
  • 自身でトレードをする時間が取れなくても取引が出来る
  • EAなどの完全プログラムに抵抗のある人にはちょうど良い
  • 依頼相手の投資家に資金を預ける必要がない
  • プロの投資家のトレード履歴を見て学ぶことが出来る
  • EAのようにVPSなどを設定する手間がかからない、利用が簡単

 

とくに下3点はMAM運用における最大のメリットだと思います。裁量取引に自信のないトレーダーからしたらかなり魅力的なのではないでしょうか。自分よりも実力のある投資家に取引を完全に任せられる上に、ノウハウを間近で確認することも出来る。しかも利用方法も簡単。

とくに設定が簡単なのはかなり大きなメリットです。例えば、同じ自動売買でも「EA」の場合には自分でVPSをダウンロードしたり、ファイルをコピペする必要があります。場合によっては自分でVPSのサーバーを契約するところから始めなければなりません…。

しかし、FXジャイアンツのMAM運用はオート口座を開設さえしてしまえば面倒な設定は一切不要となっています。初心者でも比較的手の出しやすい運用方法だと思います。

 

デメリット

一見、かなり便利そうなMAM運用ですが、やはりデメリットは存在します。

 

MAM(マム)のデメリット
  • 収益に応じて手数料や報酬が発生する
  • 投資家が負ければ当然自分も負ける
  • トレーダー側は一切取引に干渉することが出来ない
  • そもそも利益を出し続けられるプロの投資家を見つけるのが難しい

 

上2点に関しては、もう仕方がないとしか言えません。他人に運用を任せるのですから報酬が発生するのは当たり前ですし、FXに関しては人間でも機械でも負ける時は負けます。

あと心配なのは「トレーダー側は一切取引に干渉することが出来ない」ということですね。「自分ならここでロスカットする!」と思うような危ない場面でも、一度依頼してしまったら途中で干渉することも取引をストップすることも出来ません。

そして、本当に問題なのは「そもそも利益を出し続けられるプロの投資家を見つけるのが難しい」ということ。これは本当に難しいです。先にも述べましたが、本当に優秀な投資家はノウハウを盗まれるのを恐れるため、MAM運用を利用しません。

それだけでなく、そもそもFXトレードにおいて勝ち続けている投資家の割合は全体のたった10%と言われています。その中から自分の資金運用を任せられる投資家を見つけるのは至難の業です。

 

MAM(マム)は合法?違法?

海外FX業者がMAM口座を提供するのは違法ではない

MAMは違法」「国内FXでも海外FXでもMAMは違法だ」という主張をしている記事を多く見かけます。

結論から言うと、FX業者側がMAM口座を提供するのは合法となっています(もちろんFXジャイアンツでのオート口座も合法です)。しかし、実際にMAMを行う際には注意しなければいけないポイントがあります。

 

投資家が無登録の個人の場合は違法

金融商品取引法の投資運用業に登録していない個人が運用者としてトレーダーに代わってMAMを行うことは違法となっています。要するに、依頼相手の投資家が投資運用業に登録していない場合、こちらも違法行為に加担したことになるということです。

しかもこれは、国内FX・海外FXどちらにおいても共通事項となっています。これがバレた場合、罰則を受けるのは無登録でMAMを行った投資家だけだと思われますが、トラブルに巻き込まれる可能性もあるので運用を依頼する相手はしっかり見極める必要があります。

しかし、FXトレードはご存知の通りグレーゾーンな部分も多く、現状「黙認」されている状態です。暗黙の了解に近いですかね。これまでに違法MAM運用で摘発されたなどというのは聞いたことがありません。

 

投資運用業に登録するのは至難の業

「とりあえず投資運用業に登録している投資家を探せば良いのね!」と思われた方もいるかもしれませんが、実はそんな簡単な話ではありません。

実は、投資運用業への登録は株式形態で行う必要があり、登録までのハードルがなかなか高いものになっています。そのため、個人でMAMの運営を行っている人はほとんどが法律違反だと思われますし、例え法人形態でMAM運用を行っていたとしても投資運用業には無登録、ということも普通に考えられます。

日本ではこのような違法なMAM運用が普通に行われていますが、中には悪徳な業者もいて詐欺が行われる可能性もあるので注意しなくてはいけません。

 

FXジャイアンツならオート口座を開設するだけで簡単にMAM運用が可能

FXジャイアンツでは、口座を開設するだけですぐにMAM運用が行える環境が整っています。自分でプロの投資家を探す必要はありません。

FXジャイアンツのオート口座(MAM口座)を介してMAMのサービスを提供する会社が別で存在しているため、トレーダーが個人で投資家を探す必要はないそうです。

大手他社のGemForex社では自社で自動売買ソフトを販売しているようですが、FXジャイアンツではソフトの販売は行っておらず、MAM口座を提供するのみです。

 

まとめ

ここまで一般的なMAM運用の解説をしました。

そもそもMAM口座の開設を提供している海外FX業者が少ないので、FXジャイアンツのオート口座によるMAM運用は非常に注目度の高いものになると思います(大手XM社でもMAM口座の取り扱いは無いんですよね)。

口座の開設だけしてしまえばあとは全てプロにお任せするだけなので、FXトレードの取引方法の中では簡単な部類に入ると思います。それぞれメリット・デメリットはあるものの、自身の裁量取引に自信のない人は一度利用してみても良いかもしれません。